Home > ニュース > オランダのピアニスト、アルトゥール・ユッセンとルーカス・ユッセンがユーラシックのアーティストに加わりました。
2012.12.19
NHKマリア・ジョアン・ピリスの「スーパーピアノレッスン」に登場した、いまもっとも新鮮で耀かしい才能をもったオランダのピアニスト、アルトゥール・ユッセン(弟)とルーカス・ユッセン(兄)がユーラシックのアーティストに加わりました。2012年11月にアムステルダムの名門ロイヤル・コンセルトヘボー管弦楽団に兄弟でモーツァルトの2台のピアノのための協奏曲で共演、それに先立つ9月には、アルトゥール・ユッセンが巨匠フランス・ブリュッヘンの指揮でベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏!2013年5月、兄弟そろって日本ダブル・デビューします。
アルトゥール・ユッセン&ルーカス・ユッセン
公式ウェブサイト
http://www.lucasjussen.nl/en/home
プロフィール
アルトゥール・ユッセン&ルーカス・ユッセン ピアノ
Arthur Jussen & Lucas Jussen
アルトゥールとルーカスは、5歳でピアノを始める。兄ルーカス(1993年生)は、9歳でカメラータ・アムステルダムとの共演で、コンセルトヘボウ大ホールでデビュー。また弟アルトゥール(1996年生)は、2004年音楽才能のための基金による国内コンクールで、ヤング・ミュージカル・タレント・オヴ・ジ・イヤーに選ばれる。 2005年、ユッセン兄弟はポルトガルの誇るピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスに招かれ、ポルトガルとブラジルで数カ月ピリスの指導を受ける。同年、ベアトリックス女王の即位25年祝典にあたって、アルトゥールとルーカスはナイツ・ホールでコンサートを行い、その模様はライブでテレビ放映される。2006年には、ベアトリックス王女基金の50周年記念するコンサートにも出演。ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送室内管弦楽団とユトレヒトで、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とアムステルダムのコンセルトヘボウ大ホールで、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏。 2006年、アムステルダムのプリンセン運河コンサートで、ルーカスはピアニストのラン・ランと共演。2007年5月、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールで行われる「マスター・ピアニスト・シリーズ」の20周年記念コンサートで、直前にキャンセルしたマルタ・アルゲリッチの代役として、ルーカスとアルトゥールはラヴェルの「マ・メール・ロワ」を演奏。12月には、ブラジルでのマリア・ジョアン・ピリスのマスタークラスに参加。このマスタークラスは、NHKがドキュメンタリーとして放送。同年末、ルーカスはコンセルトヘボウで、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とショパンの「ピアノ協奏曲第2番」を共演。 2008/2009年のシーズンには、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ室内管弦楽団、ロンドン室内管弦楽団と共演、また、ミュンヘンのヘラクレス・ホール、コンセルトヘボウのリサイタル・ホールでリサイタルを行う。 2009年6月には、「エルミタージュ・アムステルダム」のオープニングで、ベアトリックス女王とロシア大統領臨席のもと演奏する。9月には、コンセルトヘボウのマチネ・コンサートで、プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」を演奏。 2010年5月、ルーカスとアルトゥールは、ヤープ・ヴァン・ズヴィーデン指揮ダラス交響楽団との共演で、アメリカ・デビューを成功させる。8月、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァルに参加、オーギュスタン・デュメイ指揮王立ワロニー室内管弦楽団とモーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏。 2012年11月、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との共演デビューを成功させる。 ルーカスとアルトゥールは、ドイツ・グラモフォンと契約した最初のオランダ人演奏家であり、アルトゥールは、このイエロー・レーベルと契約した最年少演奏家でもある。ファースト・アルバムでは、ベートーヴェンを録音、セカンド・アルバムはシューベルトを録音。 ルーカスとアルチュールは現在、トン・ハルトシューカーとヤン・ヴィンに師事しており、さらに頻繁にピリスの指導も受けている。
© Andreas Telaak
アルトゥール・ユッセン
© ALEK
ルーカス・ユッセン
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